2016/09/12
私の兄の話です。兄が以前道路の渋滞に巻き込まれたとき、寝不足だったのと疲れから、居眠りをしてしまいました。そして、渋滞中にもかかわらず、足をブレーキから放してしまったのです。車はゆっくりと動き出し、反対車線にまではみ出してしまったそうです。そのとき対向車がきてしまい、正面衝突。反対車線は渋滞もしておらず、派手な交通事故となってしまいました。兄の方は軽傷ですんだのですが、お相手の方はろっ骨を骨折。入院させるほどのケガをされてしまいました。加入していた車の保険ですべてを清算し、通常の生活にもどると誰しもが思っていました。
ですが、いろいろともめることになりました。兄の職業が医者だとわかったとたん、相手は退院後お金をちょいちょい要求してくるようになったのです。見舞金などの名目で一度お金を渡してしまったのがいけなかったのです。仕事を休まねばならなくなり、会社をクビになってしまった、という理由をつけて、最初は職を探すのにお金がかかるといって数万ほど要求をされたようです。それからも何度か要求されることとなり、兄は弁護士に相談しました。内容証明を送っていただき、裁判の話をちらつかせることにより、相手はそれから、なにも言ってくることはなくなったそうです。交通事故を起こすと、後々まで問題が出てくるんだなと勉強になりました。