2016/12/20
私の夫は独身時代に大きな交通事故を起こしています。まだ若い頃に徹夜で遊ぶということを数日続けた時に、居眠り運転で渋滞している列に突っ込んでしまったのです。
夫は気を失いすぐに救急車で病院に運ばれました。怪我はかすり傷程度で大したことはありませんでした。連日の睡眠不足と交通事故での影響で二日間眠っていたそうです。
目を覚ますと、警察の方との話と保険会社の話し合いが待っていました。夫が突っ込んでしまった渋滞の列で事故に巻き込まれたのは三台です。他の運転手さんには幸い怪我はありませんでした。警察の方にもこっ酷く叱られ、保険会社にも全面的にこちら側が悪いですと言われ、かなり反省したそうです。しかも、夫の車は廃車にしなければいけないほど損傷が酷く、気に入って乗っていた車だそうで、かなりショックだったと言っていました。
私がその話を聞いたのは夫と結婚してからだったのですが、それから今までずっと、「この人は運転中に寝てしまう人なんだ」と思って、助手席に乗っていても不安で仕方ありません。車で遠出をする時にはまた寝てしまうんじゃないかと思い、日が暮れると私が運転をするようになりました。
夫は車を運転する時には、自分の体調管理はきちんとしないと自分の身を守ることだけではなくて、相手を傷付けてしまう恐れがあるということは学べたようですが。