2016/08/30
何年も前の話です。私が免許を取り立てで、あまりよく世間のルールがわかっていなかったころ、私は車に乗っていて交通事故に巻き込まれました。相手の車はふらふらと走っていて、何度も対向車線にはみ出るほど蛇行運転をしていました。嫌だなと思って通り過ぎようとしたとき、嫌な予感は的中して私の車にぶつかったのです。慌てて車を路肩に降りて外に出てみると、ライト部分が割れ、バンパーがかなりへこんでいました。相手の車もしばらく行って停止をしたので、私は駆け寄って車の窓をノックしました。ですが、誰も何も反応をしめしません。黒いフィルムで中がみにくく、ちょっと危ない人ではないかなと不安になりました。
取りあえず数人の男友達に連絡をし、急いできてもらうことにしました。相手は車から出てこないので、警察を呼びますねというと、急いで降りてきました。ですが、全員後ろの席から降りてきたのです。え、誰が運転していたのですか?と言っても誰も返事をしてくれません。絶対お酒を飲んでいるような気がしたので、とりあえず警察を呼びました。しばらくして、先ほど見ていた中に見慣れない年配者の姿を発見したのです。運転していたかたの父親と思われる人物がいたのです。そして、警察がきて運転者は誰だったかとなり、なんとその父親と思われる方が手をあげたのです。怪しいと思ったのですが、電話のため場所を離れてしまったこともあり、証拠もなく、何もいえませんでした。今思えば、あの交通事故はきっと無免許のうえ飲酒だったのではないかと思います。